リハビリテーション室 福岡
理学療法士の日常~熊本地震から学ぶこと~
理学療法士の福岡です。
今回は熊本地震について触れたいと思います。
先日、八代の高速道路が開通し、下り線を利用することとなりました。 橋は壊れ、古い家屋は全壊しているのが分かりました。
高速道路は速度制限が設けられていました。走っていると、段差があり、身体が浮いたような感覚になりました。そのあと、パトロールの車に、「タイヤのバーストに注意」と表示がありました。
以前熊本に3年間住んだことがある私にとって、10年前の災害の時もそうでしたが、本当に胸を締め付けられる感覚がありました。
ニュースでは、宮崎からもJRATという、リハビリテーションの専門チームが派遣されているのを見ました。このチームは避難所の段差やベッド・トイレなどの生活環境を調整したり、運動指導をしたりとその場で起こるリハビリに関する課題に向きあうスタッフになります。
残念なニュースもありました。避難所の設備として、体育館などにエアコンが設置されていないこと、段ボールベッドやトイレ・水・仕切りなどが避難所によっては不足していること。これは、日本では避難地域に物資の配置を任せているシステムが影響しているとのことでした。
ある国では、災害発生時に災害が起きた地域ではなく、周辺の地域から、避難物資がすぐに届き、周辺地域が避難所設営をするようです。そういったことも今後の学びになると思います。
八代の高速道路で空を見上げると、太陽の周りに虹が出る「ハロ」という現象がみられました。「熊本は負けない。九州一致団結して頑張って。」というサインに感じました。 熊本の皆さんに思いを馳せることや早く元の生活に戻れるように祈ることだけでもきっと力になると信じます。

