病棟 看護師
令和8年4月25日、「楽しく学ぶ!やさしい運動支援研修 ~脳と身体を活性化し、健康長寿を支える~」に参加しました。
今回の研修では、“フレイル予防”をテーマに、加齢に伴う身体機能の低下を防ぐための知識や運動について学びました。
フレイルとは?
フレイルとは、加齢に伴い体力や気力が低下した状態を指します。
身体的な衰えだけでなく、精神面・口腔機能・社会的なつながりの低下なども含まれます。
研修では、
- 骨粗鬆症やサルコペニアなどの「身体的フレイル」
- 認知機能低下や抑うつなどの「精神心理的フレイル」
- むせ込みや食べこぼしなどの「口腔フレイル」
- 閉じこもりや交流減少などの「社会的フレイル」
について学び、フレイルが進行すると“要介護状態”につながる悪循環に陥ることが説明されました。
特に印象的だったのは、高齢者では安静状態が1か月続くだけで筋力が大きく低下する可能性があるという内容です。
寝たきり予防のためには、首・背中・腰・下肢などの「抗重力筋」を維持することが重要であり、継続した運動習慣の大切さを改めて実感しました。
実技を通して学んだ「正しい運動」
研修後半では、ストレッチや歩行訓練、下肢トレーニングを実際に体験しました。
運動時には、
- 息を止めない
- 声を出しながら行う
- 足先や膝の向きを意識する
- 正しい姿勢を保つ
といったポイントが紹介されました。
また、手足の動きを変えながら行う運動や、リズムを変える動作など、脳に刺激を与える工夫も取り入れられており、楽しみながら取り組める内容となっていました。
講師の先生による「良い歩き方」と「悪い歩き方」の実演も非常に分かりやすく、普段の姿勢や歩き方を見直すきっかけになりました。
運動は“今から”始めることが大切
椅子やゴムチューブを使用したトレーニングでは、大殿筋や大腿四頭筋、下腿三頭筋など、歩行や立ち上がりに重要な筋肉を効果的に鍛えることができました。
加齢に伴う身体機能の変化についての説明では、20~24歳を100%とした場合、55~59歳では身体機能が大きく低下することも示され、「まだ大丈夫」と思わず、早いうちから運動習慣を身につけることの重要性を学びました。
私自身も日頃からウォーキングを意識しており、今回の研修を通して、健康維持のためには“継続すること”が何より大切であると改めて感じました。
今後も、自分自身や家族の健康のために、楽しく無理なく運動を続けていきたいと思います。
貴重な学びの機会をありがとうございました。

