リハビリ効果を高める「正しい水分補給」

リハビリ室

だんだんと汗ばむ季節になってきましたね。

皆さんは普段、どれくらい「水分」を意識して摂っていますか?

実は、リハビリを安全に、そして効果的に行うために水分補給は食事(栄養)と同じくらい重要です。

今回は、理学療法士の視点から運動と水分の関係についてお話します。

1.体が「脱水」になるとリハビリはどうなる?

人間の体の約60%(シニア世代では50%)は水分でできています。

この水分が不足すると、リハビリ中に以下のようなトラブルが起きやすくなります。

・足がつりやすくなる(こむら返り)

水分やミネラルが足りなくなると、筋肉が異常に収縮してしまい、強い痛みや痙攣を引き起こします。

・筋肉に力が入りにくくなる

力が入らず、パフォーマンスが落ちるためリハビリの効果が半減します。

・ふらつき・立ちくらみ(熱中症のサイン)

血液の循環が悪くなり、脳に酸素がいきわたらなくなると転倒のリスクが高まり危険です。

特にシニア世代の方は「のどの渇きを感じにくくなる」という特徴があります。

「のどが渇いたな」と思った時点では、すでに体の中はカラカラになっていたりします。

また「夜におしっこに起きてしまうから」という意見も多く、水分摂取を控えることで、より脱水傾向となることもあります。

2.おすすめの3つの水分補給術

①「リハビリ前後」にコップ1杯

 運動前に動く準備をし、運動後に使った筋肉をリカバリーします。

これにより運動後の疲労感が軽減します。

②「ちびちび飲み」が基本

一度にたくさん飲んでも体に吸収されません。コップ1杯(150~200ml)を1日の中で

小分けにして飲みましょう。

③飲み物は「水」か「麦茶」

コーヒーや緑茶、ウーロン茶はカフェインが含まれており、利尿作用があるため水分を尿として排出してしまいます。水やノンカフェインのお茶などがベストです。

たくさん汗をかいた時は、塩分「ミネラル」も一緒に補給できる経口補水液やスポーツドリンクもおすすめです。 しかし糖分も含まれているため、糖尿病などの持病のある方は主治医やスタッフに相談して下さい。

まとめ

「水分摂取」も立派なリハビリメニューの1つです。

時間を決めてこまめに水分補給し、安全に楽しく運動を行っていきましょう。

気になることがあれば、いつでもリハビリスタッフへお声掛け下さい。

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