新たな車椅子との出会い

地域連携室 新田

 退院支援の中で、新たな車椅子との出会いがありました。

 今回、ご自宅での生活を見据える中で、「移乗介助」が課題となっていました。そこで、現在の日常生活動作の状況を担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)へ情報提供し、福祉用具業者へ相談したところ、多機能型の車椅子をご提案いただきました。

 実際に届いた車椅子は、私たち地域連携室スタッフだけでなく、理学療法士やケアマネジャーも初めて見るタイプのもので、皆とても興味深々でした。

 この車椅子は、肘掛け(アームレスト)が跳ね上げ式になっており、さらにスライディングボード(移乗ボード)が組み合わさった構造になっています。利用される方の身体機能を最大限に活かしながら、ベッドや椅子への横移動(移乗)を安全かつスムーズに行うことができ、介護者の腰への負担軽減にもつながります。

実際に使用された患者さまからは、

 「立ち上がって移ることに不安がありましたが、この車椅子なら横移動がスムーズにでき、とても楽です」というお声も聞かれました。

 今回の支援を通して、福祉用具業者の専門的な視点による提案力に大変感銘を受けました。そして、「多職種が関わることで、課題解決につながる」という、連携の大切さを改めて実感しました。

 これからも、ご本人やご家族の思いに寄り添いながら、「その人らしい暮らし」を支えられるよう、多くの職種や地域の皆さまと連携し、支援を続けてまいります。

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