X線画像処理装置:FPD(フラットパネルディテクタ)の導入について

放射線 池村

 当院に令和7年9月にX線画像処理装置:FPD(フラットパネルディテクタ)が導入されました。FPDには次に述べる優れた特徴が2つあります。

1.患者の被ばく低減

 従来X線撮影で使用していたCR(コンピューテッドラジオグラフィ)システムと比べて患者様の被ばく線量が半分以下となりました。

2.高画像の実現

 FPDは従来のCRと比べX線量が半分以下にも関わらず高画像が提供できる用になりました。具体的に述べると、これまでは淡く写っていた癌などの病変や評価しにくかった骨がクッキリと描出されるようになりました。

 このように高画質になることで医師の診察精度の向上が期待され、最終的には患者様の利益につながります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です