地域で支える在宅療養―訪問看護の役割について―

〜ご両親・ご家族の支援にお困りの方はご相談ください

 12月に入りましたが、高原町では日中18~20℃と暖かい日もあり、訪問看護に伺う際には上着の調節が難しい日が続いていました。
 しかし、今日からは最低気温が氷点下になるとニュースでも報じられており、いよいよ本格的な冬の到来を感じています。

 私たち訪問看護師は、高齢者夫婦や一人暮らしの方、病気を抱えながら在宅で療養されている方のもとへ伺い、病院とご家庭をつなぐ役割を担っています。医療面だけでなく、日々の生活にも目を向けながら、安心してご自宅で過ごしていただけるよう支援しています。

 また、親の介護を担うご家族の負担軽減を目的に、入浴介助や内服薬のセット、傷の処置などを、医師の指示のもとで行っています。
 現在は、遠方にお住まいのご家族から「親の状態を定期的に見てほしい」とのご依頼を受け、週1回の状態観察や服薬管理を行っている方もいらっしゃいます。

 一人暮らしで話し相手が少ない方には、訪問時にゆっくりお話を伺い、ご本人やご家族の不安が少しでも和らぐよう努めています。「訪問に来てくれるから安心です」とのお言葉をいただくこともあり、私たちの励みになっています。

 高原町という小さな町で、ご両親が一人暮らし、または高齢者ご夫婦のみで生活されており、ご心配を感じている方は、どうぞ高原病院 訪問看護室までお気軽にご相談ください。

訪問看護室

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です