自律神経について~寒い季節を元気に過ごすために~


リハビリ室

 年末を迎え、日に日に冷え込みが厳しくなってきましたが、皆さまお身体の調子はいかがでしょうか。
 寒くなると、自律神経のバランスが乱れやすくなると言われています。

 今回は、自律神経が乱れると起こりやすい症状と、リハビリ室でおすすめしている体操(対策)についてご紹介します。


■ 自律神経が乱れるとどうなるの?

自律神経のバランスが崩れることで、次のような影響が出やすくなります。

  • 血行の悪化
     血管が収縮しやすくなり、手足の冷え、肩こり、頭痛などが起こることがあります。
  • 不眠
     交感神経が優位な状態が続くと、リラックスしにくくなり、寝つきが悪くなる場合があります。
  • 免疫力の低下
     体の抵抗力が低下し、風邪をひきやすくなることもあります。
  • 気分の落ち込み
     寒さや体調不良が続くことで、気分が沈みやすくなることもあります。

■ 対策:冷え改善のための体操

無理のない範囲で、毎日の生活に取り入れてみましょう。

  • 深呼吸
     ゆっくりと息を吐くことを意識することで、リラックス効果が期待できます。
  • 首の運動
     首を前後・左右に倒したり、ゆっくり回します。
  • 肩の運動
     肩をすくめるように上下させたり、前後に回します。
  • 体幹の運動
     体を前後・左右に倒したり、腰をひねります。
  • スクワット
     膝に負担がかからない範囲で行い、筋量の維持・向上を目指しましょう。

■ 冬の運動での注意点

寒い時期に運動を行う際は、以下の点にご注意ください。

  • 時間帯
     朝晩の冷え込む時間帯を避け、日中の暖かい時間帯に行いましょう。
  • 服装
     十分な防寒対策を行い、体が冷えないようにしましょう。
  • 準備運動
     ストレッチなどを行い、体を温めてから運動を始めましょう。
  • 水分補給
     冬は喉の渇きを感じにくいため、運動前後は意識して水分を摂りましょう。

 運動や体操についてご不明な点がありましたら、お気軽にリハビリ室までお声掛けください
寒い冬も、体を動かして元気に過ごしましょう。

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