病棟
当院では、患者さんが安心して入院生活を送ることができ、また必要な医療を適切なタイミングで提供できるよう、毎週「ベッドコントロールカンファレンス」を実施しています。安全で円滑な病床運営は、病院全体の医療の質を支える重要な取り組みの一つです。
このカンファレンスには、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・地域連携担当者など、多職種のスタッフが参加します。入院中の患者さんそれぞれの治療経過や今後の見通し、退院支援の進み具合、レスパイト入院や急患受け入れの状況など、多岐にわたる情報を共有し合いながら病床の調整を行います。
病棟全体の動きを多職種で把握することで、患者さんの状態に合わせた柔軟な対応が可能になります。たとえば、治療が順調に進んでいる方の退院準備を早めに進めたり、急な入院が必要な患者さんを迅速に受け入れたりと、チームで連携して最適な医療提供につなげています。また、レスパイト入院など地域のニーズにも応えながら、地域医療との連携強化にも貢献しています。
今後も引き続き、チーム医療を大切にし、患者さんとご家族が安心して入院できる環境づくりに努めてまいります。そして、より質の高い医療を提供できるよう、病院全体で取り組みを進めてまいります。

