地域連携室 新田
11月は、霜や雪が降り始め冬の気配を感じる季節です。10月に出雲へ集まった神様が各地へ帰るという意味から、「霜月」「神帰月」「雪待月」とも呼ばれています。そして、今月は私の誕生月でもあります。
私は毎年この時期に、自分の身体と心にしっかり向き合う時間として、健康診断(人間ドック)を受けています。年齢を重ねるにつれて、生活スタイルの変化やホルモンバランスの影響などから、以前より身体の不調や健康への不安を感じるようになりました。
今年も無事に健診を終え、ふと夜空を見上げると、澄み渡った空に美しい満月が輝いていました。その光を眺めながら、「子どものためにも、まだまだ健康でいなければ」と静かに思いを巡らせるひとときとなりました。
例年、健診結果を見ると「生活習慣や食事を見直さなければ」「適度な運動を続けよう」と思い立つものの、なかなか習慣化できず、気づけば1年が過ぎてしまいます。今年こそは自分に甘えず、来年の健診で良い成果につながるよう取り組みたいと思っています。
健康診断の大切さを理解していても、「そのうち行こう」と思いながらなかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。そんな方は、誕生月を“自分の身体を労わる日”として、健康診断を計画してみてはいかがでしょうか。親への感謝と、自分自身へのねぎらいを込めた、心と身体に向き合う良い機会になります。
共に健康であり続けるために、どうかご自身の身体や心の声に耳を傾けてみてください。

