当院では、新型コロナウイルス感染症の検査として、抗原検査およびPCR検査を実施しています。
PCR検査は、主に入院時やレスパイト入院前の確認検査として行っています。
検査方法について
検査はいずれも、鼻咽頭ぬぐい液(インフルエンザ検査と同様)を採取して行います。
綿棒を鼻の奥まで挿入して検体を採取するため、多少の痛みを感じる場合があります。
また、採取中に動くと危険なため、採取時はできるだけ動かないようご協力をお願いいたします。
検査内容によっては、2回採取を行う場合もありますのでご了承ください。
抗原検査とPCR検査の違い
- 抗原検査:ウイルスそのものの「一部(タンパク質)」を調べます。
- PCR検査:ウイルスの「遺伝子の一部」を調べます。
鼻咽頭ぬぐい液の採取手順
- 顔をやや上向きにします。
- 柔らかい綿棒をゆっくり鼻の奥へ入れます。
- のどの壁に到達したら、そのまま10秒間保持します。
- 綿棒を数回回転させながら、ゆっくり引き抜きます。
結果が出るまで
抗原検査・PCR検査ともに、20~30分程度で結果が判明します。
ただし、発熱外来の混雑状況により、診察までお待ちいただく場合があります。
また、発症から数時間~12時間以内に検査を行うと、ウイルス量がまだ少ないため、症状があっても陰性となることがあります。
一方で、過去に感染したことのある方は、PCR検査で陽性となる場合もありますのでご注意ください。
新型コロナウイルス検査についてご不明な点やご相談がありましたら、どうぞお気軽に当院スタッフまでお尋ねください。
検査室

