気づかぬうちに“秋乾燥”進んでいませんか?
1. 秋は“隠れ乾燥”の季節
気温や湿度が下がり始める10月。夏の紫外線によるダメージが残ったまま空気が乾燥するため、肌のバリア機能が低下しやすくなります。その結果、気づかないうちに肌の水分がどんどん逃げてしまう「隠れ乾燥」が進行していることもあります。
2. 乾燥を防ぐためのポイント
① 洗いすぎない・こすらない
洗顔や入浴で皮脂を落としすぎると、かえって乾燥が進みます。泡でやさしく洗い、ぬるま湯で流しましょう。
② 保湿は3分以内に!
洗顔や入浴後は、できるだけ早めに化粧水や乳液、クリームで保湿を行いましょう。時間が経つと水分が蒸発してしまいます。
③ 部屋の湿度をキープ
加湿器を使用したり、濡れタオルを干すだけでも湿度を保つことができます。室内の湿度は40〜60%が理想です。
④ 体の内側からもうるおいを
こまめな水分補給に加え、ビタミンCやEを多く含む食品(みかん・ブロッコリー・ナッツなど)を積極的に摂りましょう。
3. 肌トラブルがあるときは
かゆみ・赤み・粉ふきなどの症状が強い場合は、自己判断で市販薬を使用せず、皮膚科を受診するか薬剤師に相談しましょう。
お肌の状態に合った保湿剤を選ぶことが、改善への第一歩です。
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